第6回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会 大会規程

第6回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会 大会規程

1.18チームによるトーナメント方式とし、試合球は全日本軟式野球連盟公認B球(マルエスボール)とする。
2.大会初日に1回戦、二日目に2回戦、三日目に準々決勝、四日目に準決勝・決勝を行う。なお、3位決定戦は行わない。雨天等によって大会日程に変更が生じた場合は、大会本部の決定に従うこと。
3.試合は、7回または90分で新しいイニングに入らないこととする。なお、準決勝、決勝は7回または100分で新しいイニングに入らないこととする。
4.規定時間及び回数までに勝敗が決着しない場合、「特別延長ルール」を適用し、最長2イニングまで行うものとする。それでも勝敗が決しない時は、抽選で勝敗を決定する。ただし、準決勝、決勝戦は最長3イニングまで行うものとする。それでも勝敗が決しない時は、抽選で勝敗を決定する。
5.「特別延長ルール」は、無死満塁、打者は前回からの継続とし、走者はその打者からさかのぼった打順からそれぞれ3塁・2塁・1塁とする。
  例)特別延長初回の攻撃、その前のイニングが4番打者で終わった場合、5番打者からスタートし、走者は3塁2番打者、2塁3番打者、1塁4番打者がそれぞれ塁につく。
6.5回以降7点以上の差があるときは、コールドゲームを採用する。(決勝戦は除く)
7.試合開始後、雨等により試合の続行が審判員によって不可能と判断された時、5回表の攻撃が完了して、後攻チームが勝っている場合は、成立試合としてコールドゲームを宣告する。それ以前において中止された試合は再試合とする。
8.ベンチに入れる者は、事前に登録されている代表・監督・コーチ・スコアラー・マネジャー・選手とする。スコアラー及びマネージャーは選手が兼ねることができる。なお、選手については「選手登録名簿」に記載されている選手(30名以内)の中から20名(1試合毎に変更が可能)までとする。
9.投手の投球制限については、一人あたり一日7イニングまでとする。投球イニングに端数が生じた場合の取り扱いについては三分の一回(アウト一つ)未満の場合であっても1イニング投球したものとして数える。同一イニングに一度交代して他のポジションについた投手が、再度登板した場合は1イニングのみとして数える。(特別延長戦のイニングは、全日本軟式野球連盟のルールに基づく)
10.投球練習は最初に登板した時のみ5球とし、それ以降は3球とする。
11.ベンチは組み合わせ番号の若い方を一塁側とする。
12.危険防止のため、捕手は試合、投球練習に関わらず必ずマスク・レガース・ヘルメット・プロテクターを着用すること。ブルペンにおいても同様に着用する事。ファウルカップは着用すること。
13.打者・次打者・走者・ベースコーチおよびボールボーイは必ず両耳付きヘルメットを着用すること。
14.スパイクは、各チームで統一した色・ラインのものを使用すること。
15.手袋の使用については、白か黒を基調としたものとすること。
16.金属バット及びハイコンバットは、(公財)全日本軟式野球連盟公認マーク入りのもとする。
17.監督、コーチ及び選手は、必ずユニフォームに背番号(監督は30番、コーチは29番、28番、主将は10番に統一する)を付すること。
18.試合での選手に対する指示・指導はユニフォームを着た監督・コーチに限るものとする。また、監督が、同一イニングに投手のところへ2度行くか、行ったとみなされた場合、投手は自動的に交代しなければならない。交代した投手が、他の守備位置につくことは許されるが、同一イニングには再び投手には戻れない。
19.抗議は、監督だけが行うことができる。ただし、ストライク・ボール・アウト・セーフ・ボークに対する抗議は認めない。また必要以上の抗議も認めない。
20.かくしボールは禁止する。
21.その他の競技規則は、全日本軟式野球連盟のルールに基づくものとする。

試合中の禁止事項
1.マスコットバットを次打者席に持ち込むことは差し支えないが、プレイの状況に注意し適切な処置をすること。なお、素振り用鉄パイプ及びリングの使用を禁止する。
2.投手が手首にリストバンド、サポーターなどを使用することを禁止する。なお、負傷で手首に包帯等を巻く必要があるときは、大会本部等の承認が必要である。
3.危険防止のため、野手への体当たりや足を高く上げてのスライディングを厳禁する。現実にこれが妨害になったと審判員が認めた場合は、守備妨害で走者をアウトにする。
4.作為的な空タッグを禁止する。現実に妨害(よろめいたり、著しく速度が鈍った場合)になったと審判員が認めたときは、オブストラクションを適用する。
5.プレーヤーが塁上に腰を下ろすことを禁止する。
6.守備側からのタイムで試合が停止された時、その間投手は捕手を相手に投球練習をしてはならない。
7.試合が開始されたら、控えの選手は試合に出場する準備(交代選手のキャッチボール)をしている者の他は、ベンチ内にいなければならない。ただし、攻守交代時に限り、控え選手がファウルグランドで外野の方向へランニングすることを認める。
9.次打者は、投手が投球姿勢に入ったら素振りをしてはならない。低い姿勢で待つこと。
10.塁上の走者、あるいはコーチスボックスやベンチから守備側(捕手)のサインを盗み、打者に伝達することを禁止する。

試合のスピード化に関する事項
1.攻守交代はかけ足でスピーディに行うこと。ただし、投手に限り内野地域内は歩いても差し支えない。監督が投手のもとへ往来する場合も、小走りでスピーディに行うこと。
2.投球を受けた捕手は速やかに投手に返球すること。また、捕手から返球を受けた投手は速やかに投手板を踏んで投球姿勢をすること。
3.打者は速やかにバッタースボックスに入ること。また、バッタースボックス内でベンチ等からのサイン見ること。
4.試合中、スパイクの紐を意図的に結び直すためのタイムは認めない。
5.内野手間の転送球について
内野手間の転送球は一回りとする(状況によっては中止とすることもある)最後にボールを受けた野手は、定位置から速やかに投手に返球する。
6.攻守交代時に最後のボール保持者は、投手板にボールを置いてベンチに戻ること。
7.代打または代走者の通告は氏名とともに、「代打者」または「代走者」の背番号を球審に見せその旨を告げる事とし、球審も放送席に向かって選手の背番号を見せて、「代打」または「代走」と告げる。

2016年7月15日